社長の杉山です。
NinbariのValues(バリュー、価値観)のお話。つまり、Ninbariが何を大切にしているか、というお話。
いきなりですが、マクドナルドのバリューセット(value set)って、すごい美味しいですよね。僕も子供のときから通算で何度食べたか数え切れません。たとえば、てりやきマックバーガーセット640yen。ほんとうに、何度食べたか分かりません。
セットだと640yen。
でも単品価格はいくらかというと・・・
メニュー | 価格 | |
1. | てりやきマックバーガー | 340yen |
2. | マックフライポテト(Mサイズ) | 280yen |
3. | ドリンク(Mサイズ) | 220yen |
合計 | 840yen |
単品で3つバラバラに頼むと、840yenになるわけですね。それを640yenで購入できるわけです。840yenの価値(value)のあるものを、640yenというリーズナブルな値段で買うことができる。だから「バリューセット(value set)」と呼ばれているわけです。価値あるモノを、お値打ち価格、ということです。
メニュー | 価格 | ||
1. | てりやきマックバーガー | 340yen | |
2. | マックフライポテト(Mサイズ) | 280yen | |
3. | ドリンク(Mサイズ) | 220yen | |
合計 | 840yen | →バリューセット(value set)だと640yen! |
てりやきマックバーガーの話はもう終わり。なんでこの話をしたかというと、NinbariのValues(バリュー、価値観)を説明するためです。
NinbariのValues(バリュー、価値観)として、3つを謳っているのですが、お客様目線で一番大事なのは、2.です。
Ninbari Values(価値観)
ニンバリは…
1.人を大切に、人を育て、活かします。(社員満足)
2.ものづくりの技術のレベルアップによって高付加価値を実現し、顧客の問題解決のお手伝いをします。(顧客満足)
3.社会に認知され、信頼される会社を目指します。(社会満足)
どういうことかというと・・・
Ninbariは、関西のものづくり企業です。世の中には、「設計の専門会社」「板金の専門会社」「機械加工の専門会社」「組立の専門会社」があるわけです。例えば、そういった会社に個別に注文すると、こんな感じのコストがかかる装置があったとします。
メニュー | 価格 | |
1. | 設計費 | 20万円 |
2. | 板金加工費 | 30万円 |
3. | 機械加工費 | 30万円 |
4. | 組立費 | 10万円 |
5. | 諸経費 | 10万円 |
合計 | 100万円 |
それをニンバリにまとめて注文していただくと、こんな感じにすることができる、というのが、以下の表です。
メニュー | 価格 | ||
1. | 設計費 | 20万円 | |
2. | 板金加工費 | 30万円 | |
3. | 機械加工費 | 30万円 | |
4. | 組立費 | 10万円 | |
5. | 諸経費 | 10万円 | |
合計 | 100万円 | →Ninbariのバリューセット(value set)だと85万円! |
かんたんに言うと、「まとめ発注していただくことで、トータル支払を減らしていただける」ということです。つまり、お客様に100万円の価値(value)あるものを、お値打ち値段の85万円でお届けすることができる、ということです。これが、Ninbariのvalue(価値観)その2です。
NinbariのValues(価値観)その2
ものづくりの技術のレベルアップによって高付加価値を実現し、顧客の問題解決のお手伝いをします。(顧客満足)
ニンバリ目線で言うと、「商売の幅を増やし、なるべく一括手配していただくことで、高付加価値な仕事を受注する」ということです。ハンバーガーは作れるけど、チキンナゲットは作れない、とか言われると、バリューセット(value set)とは言えなくなってしまうわけです。「こんな加工はできない」とか「こういう材質は苦手」とか言わないようにすべく、技術のレベルアップを目指さないといけない、ということですね。
なぜこんな事ができるかというと・・・
- 横持ち費用を減らせるから(無駄な物流コストは悪)
- まとめ発注でとにかくたくさん受注し、加工ノウハウを蓄積することで標準化・習熟高度化をできるから(市場価格をリード)
- 設計から受注すれば図面改訂も含めた気軽な改善ができるから(設計から受注するというリスクをとることの対価)
といったところだと僕は思っています。
設計、加工、組立までをまとめ発注していただくことで、お客様に価値(value、バリュー)のある装置(この例だと100万円)を、リーズナブルなお値打ち価格(この例だと85万円)でお届けし、顧客満足を達成したい、というのが、「NinbariのValues(価値観)その2」で宣言していることです。
Ninbari社長、杉山俊輔